カーフマンジャパン・デュアスロングランプリについて
デュアスロン(Duathlon
)は、一人の選手が、ランニング(第1ラン)、バイク(自転車)、ランニング(第2ラン)を続けて行う複合競技です。特に自転車愛好者の多いヨーロッパでは、一つのスポーツ文化として形成され、トライアスロンの大会数をも上回る開催数で、完走を楽しむ老若男女から、「デュアスリート」と呼ばれる非常に競技レベルの高いこの競技専門のアスリートまで誕生し、様々なレベルの選手たちがこの複合競技を楽しんでおります。日本でも、初めは冬場に大会の無いトライアスリート達が中心になって競技されて来ましたが、水泳競技の無い手軽さからマラソン愛好者やサイクリスト達に広く受け入れられました。
国際トライアスロン連合(ITU)では、デュアスロン人気の高いヨーロッパを中心に、各国の代表選手が参加する世界選手権を毎年開催致しております。

カーフマンジャパン開催初年度であった2004年(2004.2.29~2004.4.18)は、主要都市近辺の、公道を使わない完全クローズド・サーキットを利用し、各地で予選のレースを行い、2004年4月18日、東京都立川市の国営昭和記念公園にてチャンピオンシップレースを行いました。優勝した菊地次郎選手以下、男女上位6名の入賞者に対し、2005年5月30日にベルギーのジール市で行われるITU世界デュアスロン選手権への日本代表選手としての出場権が与えられました。
カーフマンジャパン2004年シリーズ(2004.10.31~2005.3.27)は、各地で予選を行い、2005年3月27日、岐阜県国営木曽三川公園にてチャンピオンシップと年齢別選手権を行いました。優勝した高橋泰夫選手以下、エリート男女12名とエイジグループの選手たちに、2005年9月26日にオーストラリアのニューキャッスルで行われるITU世界デュアスロン選手権への日本代表選手としての出場権が与えられました。

カーフマンジャパン2005年シリーズ(2005.10.30~2006.3.12)は、各地で予選を行い2006年3月12日、静岡県伊豆市の日本サイクルスポーツセンターにてチャンピオンシップと年齢別選手権を行いました。優勝した深浦佑哉選手以下、エリート男女12名とエイジグループの選手たちに、2006年7月30日にカナダのコーナーブルックで行われるITU世界デュアスロン選手権への日本代表選手としての出場権が与えられました。
カーフマンジャパン2006年シリーズ(2006.11.12~2007.3.11)は、各地で予選を行い、2007年3月11日に静岡県伊豆市の日本サイクルスポーツセンターで開催されるチャンピオンシップと年齢別選手権上位入賞者対し2007年5月20日にハンガリーのジュールで行われるITU世界デュアスロン選手権への日本代表選手としての出場権が与えられます。