カーフマンジャパンデュアスロングランプリ

大会レポート

森正、初戦を制す! 女子は沢田が危なげなく完勝

カーフマンジャパン・デュアスロングランプリ シーズン6/近畿ステージ

今年度のカーフマンジャパンの開幕戦、近畿ステージが気温10度と肌寒い中グリーンピア三木特設コースで開催され、今シーズンから新たに新設されたエリート女子が、エリート男子と同時進行でレースが行われた。


近畿ステージ森近畿ステージ沢田男子より3分先にスタートした女子は、第1ランから昨年の女王・沢田愛里が他を圧倒、第1ラン、バイク、第2ランともラップ1位の危なげない走りで初戦を飾った。

一方、男子は昨年のランキング2位から6位までがエントリーする混戦に。その中で第1ラン1位でバイクに飛び出したのは昨年の近畿ステージ覇者の森正(三重県協会)、2秒差で昨年の日本選手権覇者の飯干守道(ウィングスTC)、岡公記(関西大学)らが続く。テクニカルなバイクコースで1周目から先頭に飛び出したのは、4位でバイクへ移った高橋康夫(TeamCW-Xタカイワ染工)。高橋は得意のバイクで瞬く間に先頭に立ち、後続を離しにかかるが、森だけは懸命に食い下がる。結局、高橋、森は周回ごとに後続を僅かずつ引き離し、飯干、岡らに30秒のアドバンテージで勝負は最終の第2ランへと移された。

 


 

 

 

近畿ステージ高橋第2ランに移ると、森がやや疲れの見える高橋を早々とかわし、独走態勢を築く。第2パックからは飯干が切れのある走りで2人を猛追。結局森は2位以下に30秒の差をつけて昨年に続いてシーズン開幕戦を飾った。追い上げる飯干と逃げる高橋がゴール寸前までデッドヒート。ベテラン高橋が飯干を気力でかわしてフィニッシュに倒れこんだ。

 

<エリート男子>
1位 森   正 36 1:21:17
2位 高橋 泰夫 42 1:21:41
3位 飯干 守道 28 1:21:42

<エリート女子>
1位 沢田 愛理 28 1:35:04
2位 千葉 智美 23 1:41:03
3位 矢島ルリ子 46  1:41:17