カーフマンジャパンデュアスロングランプリ

大会レポート

北関東ステージ速報

   
深浦北関東ステージ速報 1月18日、国営武蔵丘森林公園(埼玉県比企郡)にて、カーフマンGP第4戦となる北関東ステージが開催された。
当日の天候は時折あられが降るなど荒れ模様の様相を見せたが、それもエイジレースのスタート後は落ち着き、エリートレースの頃にはコンディションも相当回復してきた。
第1ランはスタートから篠崎友(BODY TUNE/SUNNY FISH)が、これまでにないほどの積極性でペースを上げる。つられるようにペースアップする集団。そこから島田敦史(ホンダ栃木)、深浦裕哉(セサミ/BODY TUNE/ハリアーズ)栗原正明(国士舘大学エース)が抜け出し、トランジットに雪崩れ込んだ。深浦

 

バイクバイクパートは、序盤こそ第1ランの遅れを引きずったものの、バイクに強い篠崎が本領発揮。後ろから追い上げて先頭を引っ張る健闘を見せ、観客を大いに沸かせた。濱由崇(十四侍)、高橋泰夫(Team CW-X・BOMA・アミーゴ)、松丸真幸(コラテック)らもバイクで追い上げた組だ。逆に第1ランで魅せた栗原は、ところどころスリッピーさが残るポイントで転倒、大きく順位を落とした。


深浦高橋続く第2ラン、篠崎、深浦、高橋、とトランジットしていく。ランに課題を残す篠崎がどこまで粘るか注目の的だったが、そこは安定している深浦、早々にトップに立つと自分のペースを守りきり、悠々のゴールを飾った。その深浦に迫る勢いで粘ったのが高橋。持病の腰が今ひとつと言いながらも、レース運びのうまさはさすが。
エリート女子は、序盤から強気で飛ばした沢田愛理(JR北海道)が、最後までそのアドバンテージを守りきって優勝。バイクで追い上げた西麻依子(湘南ベルマーレスポーツクラブ)も、第2ランをベストラップで迫った菊池日出子(チームブレイブ)も寄せ付けない意地を見せた。しかし、すでにバイクトレーニングはまったくできない北海道在住の沢田にとって南関東大会がどうなるか、女子のレースも今後の展開から目が離せない。エリート女子スタート